
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)ってどっちがおすすめ?

どちらもエンジニア転職を目指せるプログラミングスクールですね。
比較して違いを確認してみましょう。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)はどちらもエンジニア転職に特化したプログラミングスクールです。
どちらも短期集中型のオンライン受講できる人気スクールですが、比較してみると料金や学習期間などに違いがみられます。
プログラミングスクールの受講は、時間とお金がかかり、転職を見据えた大きな決断とも言えるため、スクール選びで失敗したくありませんよね。
そこで、この記事では、テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)について徹底比較します。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の内容

まずは、テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の特徴から見てみましょう。

「比較結果をすぐ見たい!」という人は、目次から気になる比較項目に移動してください。
スクール | エンジニア転職コース |
---|---|
Tech Academy(テックアカデミー) | Tech Academy Pro(テックアカデミープロ) |
侍エンジニア塾 | 転職コース |
テックアカデミープロ

テックアカデミーは、キラメックス株式会社が運営するプログラミングスクールです。
すべてオンラインで受講でき、現役エンジニアの指導が受けられるのが魅力的なスクールで、プログラミングやwebデザイン、動画などといったコースも充実しています。
その中でも今回比較している「テックアカデミープロ」は、未経験からエンジニア転職を目指すのに特化したコースです。
テックアカデミープロの大きな特徴は下記3点。
- 講師は現役エンジニアのみ
- 完全オンライン型スクール
- 転職保証(転職できなかった場合は全額返金)がある
テックアカデミープロは、講師が100%現役エンジニアのみで質が高いのが最大の特徴です。
また、パーソナルメンターによる週に2回のマンツーマンメンタリングで、挫折させない手厚いサポートが充実しています。
完全オンライン型スクールのため、場所や時間を選ばずに学習できるから、地方在住や働きながら転職を目指したい人に選ばれているスクールです。
万が一転職できなかった場合でも全額返金される転職保証があるのは、受講を決めるのに安心材料の1つと言えるでしょう。
侍エンジニア塾(転職コース)

侍エンジニア塾は株式会社SAMURAIが運営しているプログラミングスクールです。
エンジニア転職に特化した「転職コース」は、4週間または8週間という短い学習期間にも関わらず必要な知識を習得して、エンジニアとして転職できる短期集中型のコースです。
主な特徴は下の3つ。
- 専属講師によるマンツーマン指導
- オーダーメイドカリキュラムで効率的に学習できる
- 転職成功で受講料が無料になる
侍エンジニア塾は日本で初めてマンツーマンで学べるプログラミングスクールとして開校されました。
一人ひとりの専属講師による丁寧な指導で、挫折率は8%と非常に低くなり、転職成功率は94.1%と高め。
オーダーメイドカリキュラムでムダがなく効率的に学習を進めることができます。
転職を見事勝ち取ったあかつきには、受講料が無料になるという嬉しい制度もあります。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)を比較

テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)を4つのポイントで比較します。
比較ポイント | 具体的な比較内容 |
---|---|
価格・料金 | 料金、分割払い、割引制度、返金保証 |
講座の特徴 | 講師・メンター、受講スタイル、学習期間、学習内容 |
学習サポート | チャットサポート、メンタリング、ポートフォリオ、課題レビュー |
転職サポート | キャリアサポート、転職先紹介、転職保証 |
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較①:価格・料金
比較項目 | テックアカデミープロ | 侍エンジニア塾(転職コース) |
---|---|---|
料金 | ◆327,800円 | 無料で受講スタート可※ ◆4週間プラン(58,000円) ◆8週間プラン(190,000円) |
分割払い | ◆月13,659円~ | ◆月2,417円~ |
割引制度 | 先割(5%OFF) | なし |
返金保証 | ◆全額返金保証(転職) | なし |
※ 侍エンジニア塾は条件が合えば受講料無料で受講スタートでき、転職できなかった場合のみ受講料が発生します
価格・料金
2校の料金を比較すると、侍エンジニア塾(転職コース)のほうが断然安く受講できます。
- テックアカデミープロ:327,800円
- 侍エンジニア塾(転職コース):58,000~190,000円
金額の違いも大きいですが、注目したいのは、テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)は受講料の支払い方が全く異なる点。
テックアカデミープロは受講時から料金を支払うのに対して、侍エンジニア塾(転職コース)は条件が合えば無料で受講スタートをすることができます。

侍エンジニア塾(転職コース)は、最終的に転職できなかった場合のみ受講料が発生するという、実質無料でプログラミングが学べるのは非常に大きなメリットと言えますね。
ただし、侍エンジニア塾が紹介した企業に就職した場合のみや年齢が20~28歳の場合のみなど、細かい条件があるので注意も必要です。

侍エンジニア塾なら条件が合えば、実質無料でプログラミングを学んで転職できちゃいます。
受講しやすい料金システムですよね!
分割払い
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)のどちらも、分割払いに対応しています。
- テックアカデミープロ:月13,659円~
- 侍エンジニア塾(転職コース):月2,417円~
上記の金額は、両社とも24回の分割払いにした場合です。
その他に分割手数料や決算手数料等、カード会社の規定によってかかるので、それぞれのカード会社にご確認ください。
もともとの料金が違いますが、分割払いでも侍エンジニア塾のほうがかなり安く受講できます。
割引制度

テックアカデミープロには、先割制度があります。
転職コースを早めに申し込むことで、受講料が5%OFFになる割引で、最大で16,390円も安く受講することができます。
先割の対象となる期間や締め切りが決まっているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみましょう。
ただし侍エンジニア塾(フリーランスコース)には、割引制度はありませんが、先述したように(価格・料金を参照)無料で受講開始できる場合もあります。
返金保証
テックアカデミープロは、万が一転職できなかった場合に全額返金されるという「転職返金保証」があります。
6か月間転職活動を積極的に行っても内定が得られなかった場合や、受講開始時点の年齢が20~32歳など、細かい条件があるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。
一方、侍エンジニア塾(フリーランスコース)には、返金保証はありませんが、料金面では無料または比較的安く受講できるというメリットがあります。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較②:講座の特徴
比較項目 | テックアカデミープロ | 侍エンジニア塾(転職コース) |
---|---|---|
講師・メンター | 現役エンジニア | 現役エンジニア |
受講スタイル | オンライン | オンライン |
学習期間 | 12週間 | ・4週間 ・8週間 |
学習時間 | 約300時間 | 約300時間 |
講師・メンター
2校どちらも講師は現役エンジニアとなります。
違いを見てみましょう。

テックアカデミープロの講師は、通過率10%以下の審査を通過し、技術力やプログラミングを教える能力もお墨付きの人ばかり。
1,000人在籍する講師の中から、受講者一人ひとりの性格や学習内容などに合わせてパーソナルメンターが決まり、入学から卒業まで一貫して指導してもらえます。

一方、侍エンジニア塾(転職コース)の講師は、全体の87%が3年以上の実務経験がある現役エンジニア。
さらに半数以上が10年以上の実務経験を持つなど、経験豊富な講師がそろっています。

どちらも現役エンジニアの講師によるマンツーマン指導が一貫して受けられる点では同様と言えますね。
受講スタイル
テックアカデミープロ・侍エンジニア塾(転職コース)どちらも、オンラインによる受講となります。
プログラミングスクールに通塾しなくてよいので、すきま時間や仕事のある方、地方在住の方でも受講しやすい点はメリットと言えます。
学習期間
テックアカデミープロの学習期間は12週間となります。
最初の10週間はエンジニア転職に必要なプログラミング学習をする期間となり、残り2週間で転職活動を行います。
一方、侍エンジニア塾(転職コース)の学習期間は4週間または8週間となり、延長はできません。
転職活動は学習期間に1~3ヵ月ほどプラスとなります。

学習期間はどちらも短期集中型です!
学習時間
学習時間は2校とも300時間となっています。
- テックアカデミープロ:12週間で300時間
- 侍エンジニア塾(転職コース):4~8週間で300時間
テックアカデミープロは12週間で300時間となっているため、1週間に25時間程度の学習時間が必要です。
平日2~3時間確保できれば、休日8~9時間の学習でもよいため、働きながらでも必要な知識を身につけることができます。
それに対し、学習期間が短い侍エンジニア塾(転職コース)の4週間コースは、相当ハードになることが考えられます。
4週間で300時間のカリキュラムをこなすには、1日に10時間以上の学習時間が必要です。
受講前のカウンセリングで、受講の目的について話し合い、目標達成にむけてのオリジナルカリキュラムを組み立てます。
短い受講期間ですが、ムダのないカリキュラムとマンツーマンだからこそ、必要な学習にしぼって進めることができるのです。

マンツーマン専属講師のサポートを活用しながら、短期間での転職を目指しましょう。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較③:学習サポート
比較項目 | テックアカデミープロ | 侍エンジニア塾(転職コース) |
---|---|---|
質問チャット | 8時間(15~23時) | いつでもOK |
学習サポート | あり | あり |
ポートフォリオ | なし(課題制作) | あり |
質問チャット
質問チャットは、一人で学習していて分からないことが出たときや困ったときに質問できるサービスのことです。
2校とも質問チャットはありますが、質問できる時間が異なります。
テックアカデミープロは15~23時の間、8時間で利用可能。
侍エンジニア塾(転職コース)は、質問チャットはいつでも可能、24時間以内に回答がもらえるようになっています。

侍エンジニア塾のように、時間を気にせず質問できるのはありがたいサービスですね。
学習サポート
学習サポートは、専属講師(メンター)と学習の進捗状況を確認したり、習慣管理、時間管理といった受講生がぶつかる悩みを解決して、スムーズに受講できるようにするサポートです。
テックアカデミープロは、ビデオ通話を利用して、週2回専属コーチとマンツーマンでメンタリングがあります。
完全オンライン型のスクールですが、1回30分のビデオチャットで顔を見て質問ができるのはとても貴重な機会。
学習に対して不安や悩みをなくしていきたいですね。
侍エンジニア塾(転職コース)は、プロのコーチによる学習サポートが受けられます。
受講生の目標や学習状況を一緒に確認しながら、最短で目標達成できるようなサポートがあります。
学習期間が4~8週間と短い侍エンジニア塾ですが(テックアカデミープロは12週間)、学習サポートで最短ルートを提示してもらい、都度軌道修正しながら進めるので挫折なく進める人が多いです。

どちらのスクールも学習サポート体制は整っています。
不安や悩みを解消できるので、モチベーションの維持にも繋がりますね。
ポートフォリオ
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績をまとめた作品集のことで、エンジニアの転職では重要視されていることが多いです。
テックアカデミープロのカリキュラムでは、ポートフォリオの制作はなく、課題制作のみとなっています。
ただしプログラミングの基礎を学習した後、webアプリケーションの拡張機能を実装するという、即戦力となるスキルを身につけることができるため、転職の際にアピールすることが可能です。
転職先への書類作成方法の指導もあるので、ポートフォリオの作成がないからと言ってそこまで心配する必要はありません。
一方、侍エンジニア塾(転職コース)は、ポートフォリオの制作に力を入れています。
ポートフォリオの制作だけでなく、作ったポートフォリオを使ってアピールする方法にも力を入れており、多くの方が未経験からエンジニアに転職成功しております。
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較④:転職サポート
比較項目 | テックアカデミープロ | 侍エンジニア塾(転職コース) |
---|---|---|
キャリアサポート | あり | あり |
転職先紹介 | あり 限定求人あり | あり |
転職保証 | あり | あり |
キャリアサポート

テックアカデミープロ、侍エンジニア塾(転職コース)はどちらも「転職に特化」したコースです。
そのため、両校とも手厚い転職支援サポートがあります。
主なキャリアサポート内容は、ほぼ同じ流れとなります。
- カウンセリング
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業との面接調整
- 面接後のフォロー
その他にも、職務経歴書の書き方をサポート、面接対策などといった、転職エージェント並みの手厚いサポートが受けられる特徴があります。
転職先紹介
大手プログラミングスクールを受講する目的の一つとして、転職先を紹介してもらえることがあげられます。
優良企業や限定求人に紹介してもらえるかどうか、気になるところではないでしょうか。
それぞれ見てみましょう。
テックアカデミープロは、比較的新しいコースのため、転職先の情報や過去の実績など具体的に公表していません。
しかし国内最大級とも言える、1,000社以上の未経験者向け求人を抱えていることは公表しています。
専属のキャリアカウンセラーによって受講者に合う転職先を紹介し、転職先が決まるまでしっかりとサポートしてくれるから安心感がありますね。
一方、侍エンジニア塾(転職コース)は、未経験からのエンジニア転職成功率が94%とかなり高い割合となっていいます。
転職紹介先は、自社開発企業・受託開発企業・SES企業まで幅広く紹介してもらえるため、ライフスタイルに合った企業へ転職を目指せるスクールです。
転職保証

転職保証は、一定期間内に転職の内定が得られない場合に、受講料を全額返金してもらえる制度です。
テックアカデミープロは転職保証制度があり、侍エンジニア塾(転職コース)にはありません。
順に見ていきましょう。
テックアカデミープロの転職保証を受けるには、細かい条件(受講開始時の年齢が20~32歳、すべての課題に合格する、マンツーマンメンタリングをすべて欠席しない、など)がいくつかありますが、休むことなくしっかり学習して転職活動したにもかかわらず就職が決まらなかった場合に適用されます。

万が一就職できなかったときは全額返金されますが、まずはカリキュラムをこなして転職を目指していきましょう。
一方、侍エンジニア塾(転職コース)には、全額返金される転職保証制度はありませんが、少し特殊な料金体系となっています。
転職保証制度とは少し形は違いますが、就職できなかった場合に受講料が発生するしくみで、就職できれば受講料がかかりません。
94%という非常に高い転職成功率から見ても、多くの人が受講料無料でプログラミングを学んで、転職していることになります。

即戦力となるエンジニアがほしい企業と、就職したい受講生、という需要と供給が整っているため、侍エンジニア塾は企業から収入を得ています。
スキルを習得して転職を勝ち取りましょう!
テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較をまとめ

テックアカデミープロと侍エンジニア塾(転職コース)の比較結果を評価しました。
比較内容 | テックアカデミープロ | 侍エンジニア塾(転職コース) |
---|---|---|
料金 | △ | ◎ |
分割払い | △ | ◎ |
割引制度 | ◎ | △ |
返金保証 | ◎ | △ |
講師・メンター | 〇 | 〇 |
受講スタイル | 〇 | 〇 |
学習期間 | △ | ◎ |
学習時間 | 〇 | 〇 |
キャリアサポート | 〇 | 〇 |
転職先紹介 | 〇 | 〇 |
転職保証 | ◎ | ◎ |
比較結果を見て、自分に合うと思った方のプログラミングスクールをチェックしてみてください。