
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職ってどっちが良いんだろう。

どちらもサービス充実のプログラミングスクールですね。
比較して違いを確認しましょう。
未経験からのエンジニア転職が売りのプログラミングスクールとして有名なのが、DMM WEBCAMPとテックキャンプ(TECH CAMP)。
どちらも転職成功率は98%以上とかなり優良スクールなのですが、講座の特徴や料金で違いがあるので、人によって向き不向きがあります。
高額なプログラミングスクールは、できるだけ安く、なおかつ自分に合ったものを選びたいですよね。
そこでこの記事ではよく似ている2つの転職コース、DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職について徹底比較します。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職について

はじめに、DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の特徴から見ていきましょう。

「比較結果をすぐ見たい!」という人は、目次から気になる比較項目に移動してください。
スクール | エンジニア転職コース |
---|---|
DMM WEBCAMP | DMM WEBCAMP COMMIT |
テックキャンプ | テックキャンプエンジニア転職 |
DMM WEBCAMP COMMIT

DMM WEBCAMPは、DMM.comグループの株式会社インフラトップが運営するプログラミングスクールです。
キャリアプランに合わせて選べるコースや、DMM.comグループの強みを活かした有名企業への転職で人気が上昇。
その中の転職コースであるDMM WEBCAMP COMMITは、未経験から短期間でエンジニアとして転職したい人に特化したコースです。
特徴は下記の3点。
- 教育訓練給付金制度が利用できるコースがある
- 個人開発とチーム開発の両方を経験できる
- 転職失敗で全額返金(転職保証)
大きな特徴が、プログラミングスクールで数少ない厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されているということ(専門技術コース)。
給付金制度が適用になると受講料の最大70%が支給されるため、自己負担少なく受講することが可能です。
また、オリジナル開発を個人とチーム両方で経験できるのも、DMM WEBCAMP COMMITの強み。
さらに万が一転職ができない場合の全額返金保証も付いているので、安心して受講できるコースです。
テックキャンプエンジニア転職

テックキャンプは、株式会社divが運営するプログラミングスクールです。
代表のマコなり社長はYoutubeなどで人気のインフルエンサーで、今では日本で最も知名度の高いスクールとなっています。
通学コースとオンラインコースから選べる通いやすさと、フロントからサーバーまで学べる濃い学習内容で人気が上昇。
その中でもテックキャンプエンジニア転職は、未経験から短期間でエンジニア転職が目指せるコースです。
特徴は下記3点。
- 設計、開発、インフラ構築、運用まで一気通貫で学習できる
- 挫折させない徹底的なサポート体制
- 転職失敗で全額返金(転職保証)
テックキャンプエンジニア転職の最大のメリットは、プログラミングに関する知識をかなり幅広く身につけられること。
最終課題をクリアしたほとんどの受講者がオリジナルのWebサービスを自分で作れるレベルになります。
また、メンター・ライフコーチ・キャリアアドバイザーの3人体制で卒業までしっかり伴走してくれるため、未経験者でも挫折することなく学習が継続できます。
もちろん、転職できなかった場合の全額返金保証も付いていますので、サポート体制は万全のスクールと言えます。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職を比較

DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職を4つのポイントで比較します。
比較ポイント | 具体的な比較内容 |
---|---|
価格・料金 | 料金、分割払い、返金保証 |
講座の特徴 | 講師・メンター、受講スタイル、学習期間、学習時間 |
学習サポート | 質問チャット、通話サポート、ポートフォリオ、チーム開発 |
転職サポート | キャリアサポート、転職先紹介、転職保証 |
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較①:価格・料金
比較項目 | DMM WEBCAMP COMMIT | テックキャンプエンジニア転職 |
---|---|---|
料金 | ◆短期集中:690.800円 ◆専門技術:910,800円 ※専門実践教育訓練給付金制度適用の場合:350,800円 | (オンラインプラン/通学プラン) ◆短期集中:657,800円/767,800円 ◆夜間休日:877,800円/987,800円 |
分割払い | ◆短期集中:28,072円〜 ◆専門技術:38,706円〜 | (オンラインプラン/通学プラン) ◆短期集中:19,600円〜/22,900円〜 ◆夜間休日:43,800円〜/49,300円〜 |
返金保証 | ◆20日以内全額返金保証 ◆転職返金保証 | ◆14日以内全額返金保証 ◆転職返金保証 |
価格・料金
エンジニア転職コースの料金は、短期集中のオンラインコースであればDMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職でほぼ同程度の金額です。
テックキャンプエンジニア転職では、通学プランや夜間休日プランを選択すると金額が高くなるのでプラン選びは慎重に行いましょう。
また、DMM WEBCAMP COMMITの専門技術コースは学習内容が増える分高額ですが、専門実践教育訓練給付金制度が適用されれば最大70%が教育訓練給付金として支給されます。
分割払い
2校とも分割払いに対応しています。
分割回数や定価によって支払い金額は異なりますが、月々2万円程度からの支払いが可能です。
返金保証

2校とも2種類の返金保証制度があります。
- 学習開始後の全額返金保証:学習開始後期間内であれば理由に関係なく全額返金
- 転職保証:一定期間内に転職先が決まらなければ全額返金
ひとつ目は、学習開始後一定期間であれば全額返金保証がうけられる制度で、クーリングオフと同様の制度です。
無条件で返金可能ですが、返金可能期間が異なります。
- DMM WEBCAMP COMMIT:学習開始後20日以内
- テックキャンプエンジニア転職:学習開始後14日以内
- どちらも返金理由は問わず
両校とも学習がスタートしてからの全額返金に対応してくれるため、「学習内容が思っていたのと違った」などの場合でも安心です。
ふたつ目は、万が一転職ができなかった場合に全額返金保証がうけられる制度です。
いずれも転職活動を積極的に行う等の条件を満たすことが条件ですが、転職保証を受けられる年齢に違いがあります。
- DMM WEBCAMP COMMIT:30歳未満
- テックキャンプエンジニア転職:40歳未満
20代ではどちらのスクールでも転職保証を受けることができますが、30代ではテックキャンプエンジニア転職のみ対象となります。
30代で転職保証を重視する人は、テックキャンプエンジニア転職が最有力のスクールですね。

テックキャンプエンジニア転職は40代も多く学んでおり、年齢層高めの人たちに支持されているスクールです。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較②:講座の特徴
比較項目 | DMM WEBCAMP COMMIT | テックキャンプエンジニア転職 |
---|---|---|
講師・メンター | 現役エンジニアなど | 現役エンジニアなど |
受講スタイル | 教室(渋谷、新宿、難波) オンライン | 教室(渋谷、大阪、名古屋、福岡) オンライン |
学習期間 | ◆短期集中:3か月 ◆専門技術:4か月 | ◆短期集中:10週間(約2.5か月) ◆夜間休日:6か月 |
学習時間 | 約400時間 | 約600時間 |
講師・メンター

DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の講師は、いずれも厳しい審査をクリアしたした人材。
そのため現役エンジニアではない講師もいます。
もちろん現役ではないだけでプログラミングの知識やスキルは十分で、なおかつ受講生に教えることに特化した講師陣ですのでわかりやすさには定評があります。
また、カリキュラムが難しくなる後半やオリジナル開発の場面では、より具体的なアドバイスが可能な現役エンジニアが講師として参加します。
実践的な話を聞く場もしっかりとあるため、安心してカリキュラムを進めることができますね。
受講スタイル

DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職は、いずれも都市部に教室を持っています。
そのため、受講生は教室もしくはオンラインの両方から受講スタイルを選ぶことができます。
ただし、テックキャンプエンジニア転職では教室で勉強するプランの場合、価格が高くなるため注意が必要です。
一方、DMM WEBCAMP COMMITでは教室受講でも価格は変わりませんが、現在では社会情勢を鑑みてオンライン受講を勧めているということ。
オンラインでも教室開講時間は講師への質問はいつでも可能なので、両校ともオンライン受講の方が使い勝手が良さそうですね。
学習期間
DMM WEBCAMP COMMITでは、短期集中コースが3か月、専門技術コースが4か月です。
専門技術コースでは、短期集中コースのカリキュラムに加えAIかクラウドを学ぶコースです。
いずれも働きながらだと、平日夜と週末に関しては終日を学習時間に充てなければカリキュラムをこなすことができません。
短期決戦でエンジニア転職を目指している人におすすめしたいコースとなります。

仕事を辞めて集中して学習と転職活動をする予定の人には、
無理なく進められるコースと言えます。
テックャンプエンジニア転職では、短期集中スタイルだと学習期間が10週間とDMM WEBCAMP COMMITよりさらに短い期間となっています。
そのため、受講生は仕事を辞めて集中して学習する人がほとんど。
それでも期間中は毎日8時間以上の学習時間の確保が必要なため、かなりハードであることは間違いないでしょう。
一方、働きながらエンジニア転職を目指したい人は夜間休日スタイルを選ぶことをおすすめします。
夜間休日スタイルでは学習期間が6か月と長めに設定されているため、無理なくカリキュラムをこなすことができます。

テックキャンプエンジニア転職では、学習スタイルにより学習期間が異なっているのでどんな人でも受講しやすいのが特徴です。
学習時間

DMM WEBCAMP COMMITの学習時間は約400時間。
3か月でカリキュラムを終わらせるためには、1週間に50時間の学習時間の確保が必要です。
また、カリキュラム後半にはオリジナル開発やチーム開発も加わってくるため、働きながらであっても確実に学習時間が取れる人に向いているコースです。
一方、テックキャンプンジニア転職の学習時間は600時間とDMM WEBCAMP COMMITより200時間も長いです。
これは、テックキャンプのオリジナルカリキュラムを使い、設計・開発・インフラ構築・運用まで一気通貫で学習するため。
短期集中コースでは幅広い知識をかなりの短期間で身につける必要があるため、学習時間は1週間に60時間を確保しなくてはいけません。
仕事を辞めて取り組むべきコースであり、期間中はプログラミング学習一色の生活にしなければならないことを覚悟する必要があります。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較③:学習サポート
比較項目 | DMM WEBCAMP COMMIT | テックキャンプエンジニア転職 |
---|---|---|
質問チャット | 9時間(13〜22時) | 11時間(11〜22時) |
通話サポート | メンタリング 不定期 | ライフコーチ 不定期 |
ポートフォリオ | あり | 課題制作のみ |
チーム開発 | あり | なし |
質問チャット
自習時の不明点を即座に講師に質問できる、質問チャット。
両校ともに質問チャットサービスがありますが、対応時間が若干異なります。
テックキャンプエンジニア転職では、プログラミングスクールの中でも比較的対応時間が長く午前中から対応してもらえます。
通話サポート

DMM WEBCAMP COMMITでは、対応時間内であれば教室にいるメンターにいつでも直接質問できるのが大きな特徴。
いつでも質問できることですぐに不明点を解消できるため、回答を待ったりという学習の足踏みがありません。
学習進捗管理は自分で行わなくてはなりませんが、小さな疑問でもすぐ解消してどんどん先へ進めるような体制があるので安心してください。
テックキャンプエンジニア転職では、メンターとは別にライフコーチという受講生専属のサポーターがいます。
ライフコーチの役割は、受講者の学習進捗の管理などをトータルにサポートすること。
受講生のささいな疑問や不安を解消し、学習進捗スケジュールをチェックすることによって、カリキュラムで挫折がないよう導いてくれるのです。

未経験者にとってハードなカリキュラムは学ぶのも進捗管理も大変。
「その調子ですよ!」などの見守りがあると、モチベーションも維持できますよね。
ポートフォリオ

ポートフォリオは、エンジニアがオリジナルで制作した成果物をまとめた実績書。
DMM WEBCAMP COMMITでは個人のオリジナル開発がカリキュラムに含まれており、ポートフォリオの作成が可能です。
ポートフォリオでは自身の実践スキルをアピールできるため、転職先には即戦力と認めてもらいやすいですね。
一方、テックキャンプエンジニア転職ではポートフォリオの制作はなく、課題制作のみ。
しかし即戦力となれるだけのスキルを身につけていることは、これまでの学習内容や最終課題制作からもアピール可能です。
企業ウケが良い書類作成方法などの指導もあるため、ポートフォリオがないことが大きなハンデになることはありません。
チーム開発

実際の現場では、大部分がチームを組んでオリジナルシステムの開発を行っています。
そのため、スクール時にチーム開発の経験があると、現場でもやるべき役割などがわかっているのでスムーズに仕事をすることができるんです。
DMM WEBCAMP COMMITではチーム開発の機会がありますが、テックキャンプエンジニア転職ではありません。
エンジニア転職のために必須の経験ではありませんが、現場ですぐに仕事が上手く回せるか不安に思う方は、チーム開発が経験できるプログラミングスクールを選ぶのも一つの手です。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較④:転職サポート
比較項目 | DMM WEBCAMP COMMIT | テックキャンプエンジニア転職 |
---|---|---|
キャリアサポート | あり | あり |
転職先紹介 | あり 限定求人あり | あり 限定求人あり |
転職保証 | あり | あり |
キャリアサポート

DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の両校とも、手厚いキャリアサポートがあります。
主なキャリアサポート内容は下記のとおり。
- カウンセリング
- 履歴書、職務経歴書添削
- 企業の紹介と面接対策
- 転職後でもサポートは継続
いずれも専門のキャリアアドバイザーによるサポートのため、転職サイトと同様のサービスを受けることができます。
また、これまでエンジニアの転職を手伝ってきたキャリアアドバイザーだからこその指導などもあり、二人三脚で転職活動を進めることができます。
転職先紹介


大手プログラミングスクールを選ぶメリットのひとつが、転職先に有名企業や限定求人があること。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職では、両校ともに限定求人を保有しており、有名企業への転職実績もあります。
特にDMM WEBCAMP COMMITは、DMM.comグループの強みを活かした優良企業や高待遇な企業への紹介が多い点も受講したいポイントになりますね。
転職保証

転職保証は、一定期間内に転職先への内定が得られない場合に、受講料を全額返金してもらえる制度。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の両校、転職保証があります。
対象年齢は下記のとおり。
- DMM WEBCAMP COMMIT:30歳未満
- テックキャンプエンジニア転職:40歳未満
30代ならテックキャンプエンジニア転職を選ぶことで転職保証対象となるので安心です。
ただし、転職成功率はDMM WEBCAMP COMMITが98%、テックキャンプエンジニア転職が99%とかなり高く、カリキュラムを最後まで終えた人ほぼ全員が内定をもらえているんです。
どちらのスクールを選んでも、万が一の転職保証と高い内定獲得率があるため、不安にならずに学習に取り組むことができると言えます。
DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較まとめ

DMM WEBCAMP COMMITとテックキャンプエンジニア転職の比較結果をまとめました。
比較内容 | DMM WEBCAMP COMMIT | テックキャンプエンジニア転職 |
---|---|---|
料金 | ◎ | △ |
分割払い | ○ | ○ |
返金保証 | ○ | ○ |
講師・メンター | ○ | ○ |
受講スタイル | ○ | ○ |
学習期間 | ◎ | △ |
学習時間 | ○ | ○ |
質問チャット | △ | ◎ |
通話サポート | △ | ◎ |
ポートフォリオ | ◎ | △ |
チーム開発 | ◎ | △ |
キャリアサポート | ○ | ○ |
転職先紹介 | ○ | ○ |
転職保証 | ○ | ○ |
比較結果を見て、自分に合うと思った方のプログラミングスクールをチェックしてみてください。